子どもから学ぶこと
- LIEL
- 2022年11月30日
- 読了時間: 2分

「大人はなんて偉そうなんだろう」
「私の気持ちを全然わかってくれない」
子どもの時って、
そんな想いがありませんでしたか?
それなのに大人になった今、
嫌だった大人の姿になっている事があります。
子どもに何かを伝える時、
子どもからどう見えているかは、
ほとんど意識をしません。
意識をする暇もないほど、
目の前が忙しなく、
瞬間的に言葉が出てきているので、
考える余地がないのです。
でも、大人ってそんなものです。
いくら年齢が上だから、
経験を積んだからと言って
根本的なその人の素質は、
なかなか変わらないものです。
大事なのは、
大人も子どもと対して変わらないと
知ることです。
嫌な事からは逃げたいし
面倒くさいことはしたくないし
自由でいたいと思っています。
それが子どもを相手なら
偉そうにしてしまうのです。
それは一種の弱さだとも言えます。
舐められたくない
大人なんだから当然と
肩を張って生きていると
自分自身で窮屈になっていき
余裕ができずに
不必要な事まで気になったりします。
そんな時には
深呼吸をして
肩の力を抜いてみましょう。
そして子どもをありのままに観察しながら、
子ども目線で自分に目を向けてみると
自分の姿が見えてくるはずです。
それがどんな姿であっても
子どもにとっては親である事は変わりません。
どうしたら安心してもらえるか、
どうしたら子どもに幸せを与えられるか、
大人という皮を捨てて
子どもと向き合ってみると
確かな信頼関係も出来上がってきます。
そうして子どもから学ぶことで、
私たち大人は成長をしていくのです。
[執筆者]
神巫リエル
ジャンル:子育て/環境/経済/文化/地域振興
心理学や教育に関心があることから、自身の音楽活動や
地域振興で関わってきた子どもたちと触れる中で得た気
づきと、2児の子育ての中で実践したことなどを元に、
楽しく子育てをできるコラムを執筆していきます。
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